デスク・作業台
引き出し付きデスク
引き出し付きデスクのDIY設計図。
基本寸法
幅 (W)
1200mm
奥行 (D)
600mm
高さ (H)
720mm
カット図
必要工具
- ✓
メジャー(5m以上)
各部材の採寸に使用
- ✓
鉛筆・さしがね
墨線引き・直角確認
- ✓
のこぎり
ホームセンターのカットサービス利用を推奨
- ✓
電動ドライバー
インパクトドライバーが作業効率UP
- ✓
サンドペーパー
#120・#240の2種を用意
- ✓
水平器
組み立て時の水平確認に必須
- ✓
クランプ(2個以上)
接合時の仮固定に使用
- ✓
刷毛・塗料バット
オイル・ニス仕上げに使用
資材一覧
工程
- 1
採寸と設置場所の確認
目安 15分TV台の設置場所を採寸し、引き出し付きデスク(1200×600×720mm)が収まるか確認します。コンセント位置、配線経路、TVのスタンド形状もチェックします。
採寸するW 1200 mm採寸STEP 1 / 17コツ
- TVのスタンド幅+左右100mmの余裕が理想。壁掛けなら天板中央の補強を検討
- 前後の通気を確保するため、壁から50mm以上空けて設置できる場所を選ぶ
- 床がカーペットの場合、脚が沈んでガタつくので硬い板を敷く前提で採寸する
つまずきポイント
- TV台の奥行600mmに対してTVスタンドが大きすぎると前が飛び出て危険。購入前のTV箱底面の採寸が鉄則
- AVアンプやサウンドバーを収納するなら、棚内寸(W1164×D390×H328mm)に入るか機器サイズを先に確認する
- 2
カットリスト作成とホームセンター発注
目安 30分ラワン合板18mmの1×6尺板から、天板・底板(18×400×1200)×2、側板(18×400×364)×2、棚板(18×390×1164)×1を切り出します。背板はベニヤ4mm(1200×400)×1。合板は重く大判なので、ホームセンターのカットサービスを使うのがお勧めです。
カットするホームセンターでカット可カットSTEP 2 / 17コツ
- ホームセンターのカットサービスは1カット30-50円。誤差±1mm以内で切ってもらえる
- 木目方向は正面から見て横目が美しい。指定時に伝える
- 側板の長さ364mmは天板・底板(18mm)×2を含んだ内寸計算済み。このまま伝える
つまずきポイント
- 合板厚が18mmでない場合(12mm/15mm/21mm等)は側板の長さ計算が変わる。購入する合板の実測厚みを確認してから発注する
- カットサービスは直線のみ対応。配線穴や面取りは自分で加工する必要がある
- 3
木口テープの貼り付け
目安 25分合板の木口(切断面)は化粧面と違って粗いので、木口テープをアイロンで貼ります。見える面の木口—天板・底板の前後左右端、側板の前端、棚板の前端—を処理します。アイロン温度は中温(150℃程度)で、3-5秒押し当てます。
カットするホームセンターでカット可カットSTEP 3 / 17コツ
- 木口テープは樹脂が熱で溶けて接着する仕組み。冷めないうちに布で押し付けると密着が良くなる
- はみ出した部分はカッターで面取り気味に落とすと自然。一気に切らず、2-3回に分ける
- 背板(ベニヤ4mm)の木口は見えないので貼らなくて良い
つまずきポイント
- アイロンを動かし続けると熱が入らない。一箇所ごとに3秒静止→移動が正解
- 高温過ぎるとテープが焦げて色が変わる。余ったテープで最初に温度テストする
- 4
全部材のサンディング
目安 30分全部材を#180→#240の順でサンドペーパー研磨します。合板の表面は元々平滑なので軽く撫でる程度で十分。角は#240で軽く面取りし、手を滑らせて痛くないようにします。木口テープの端も#240で優しく仕上げます。
やすりがけ#180 → #240研磨STEP 4 / 17コツ
- 木目に沿って研磨する。逆目でかけると繊維が立って後で塗装ムラになる
- 角の面取りは『ティッシュペーパーを撫でても引っかからない』のが目安
- 掃除機ノズルにサンダーを近づけながら使うと粉塵が半減して室内作業でも耐えられる
つまずきポイント
- 合板の表面化粧層は薄い(0.2-0.5mm)。強く研磨すると下地のグレー層が出てしまう。軽く撫でるだけ
- サンディング時の粉塵が大量に出る。ベランダやガレージなど換気できる場所で行う
- 5
側板への棚板位置マーキング
目安 20分側板2枚に棚板の固定位置をマーキングします。側板の下端から200mm上がった高さに水平線を引きます(これが棚板の上面位置)。上下対称になるように、両側板で同じ寸法を取ります。さしがねと鉛筆で線を引き、下穴位置(棚板厚中心=9mmのライン)も印を付けます。
線を引くさしがね使用墨付けSTEP 5 / 17コツ
- 2枚の側板を重ねて、片方にマーキング→ポンチでもう片方に転写すると完全一致する
- 棚板の位置は機器に合わせて調整可能。AVアンプの高さ+50mmが目安
- 下穴は側板厚(18mm)の中心=端から9mmの位置。ブレると棚板がずれる
つまずきポイント
- 左右の側板で高さがずれると棚板が傾く。2枚重ね転写を忘れないこと
- 鉛筆線は塗装後も透けて見える場合がある。組み立て後に消しゴムで消す前提で薄く引く
- 6
棚板と側板への下穴あけ
目安 25分棚板の端面に側板固定用の下穴(φ3.5mm)を左右2箇所ずつ、計4箇所あけます。側板のマーキング位置からも、φ3.5mmでドリルを貫通させます(表側にザグリφ8mm×深さ3mm)。合板は木割れしにくいですが、端に近い下穴は要注意です。
穴をあける下穴 φ3.5mm穴あけSTEP 6 / 17コツ
- ザグリ(皿ビス頭が入る座掘り)でビス頭を面一にすると仕上がりが美しい
- ドリルストッパーで深さ管理すると貫通事故が防げる。板厚-2mmが目安
- 棚板の端面への下穴は、板が割れやすい。必ずクランプで固定してから開ける
つまずきポイント
- 合板の端から10mm以内にビスを打つと端割れのリスク。中心線ギリギリ(端から9mm)を守る
- ドリルを斜めに入れると反対面から突き出る。真上から垂直に下ろす
- 7
底板と側板の仮組み
目安 30分底板を床に置き、その上に側板2枚を立てます。底板の端に側板の下端を合わせ、木工ボンドを薄く塗布してから、底板側からφ3.5mmで下穴→コーススレッド38mmを3本ずつ打ち込みます(左右合計6本)。スコヤで側板と底板の直角を確認しながら進めます。
枠を組む接合部をしっかり組立STEP 7 / 17コツ
- ボンドは『つまようじ1本分』を薄く伸ばすのがコツ。はみ出た分は濡れ布巾で即拭き取り
- クランプで側板を仮固定してから下穴を開けるとブレない
- 床が平らでないと歪む。水平器で底板の水平を確認してから組む
つまずきポイント
- ボンドを塗りすぎるとはみ出して塗装が乗らなくなる。薄く均一が鉄則
- 下穴なしで打つと合板が裂ける。必ず先に開ける
- 8
棚板の取り付け
目安 20分マーキング位置に合わせて棚板(1164mm長)を差し込みます。左右の側板と棚板の端面を合わせ、ボンド塗布→側板外側からφ3.5mm下穴→コーススレッド38mmを左右2本ずつ(計4本)打ち込みます。水平器で棚板の水平を確認します。
枠を組む接合部をしっかり組立STEP 8 / 17コツ
- 棚板の長さ1164mm = 天板幅1200 - 側板厚18×2。この計算が合っているか採寸確認してから進める
- 棚板は内部の隠れた場所なので、ビス穴のザグリは不要
- 棚ダボ(棚板を可動式にする金具)に変更するなら、この工程でφ5mmの穴を複数あけて対応
つまずきポイント
- 棚板が短すぎるとガタつく。長すぎると側板が外に膨らむ。カット寸法の再確認が重要
- 棚板が水平でないとTVリモコンや小物が転がる。水平器で必ず確認
- 9
天板の取り付け
目安 25分箱体の上に天板(1200mm幅)を乗せ、側板の上端に合わせます。天板側からφ3.5mm下穴→コーススレッド38mmを左右3本ずつ(計6本)打ち込みます。ビス頭はザグリ穴に隠し、後から木ダボや木工パテで埋めるとより仕上がりが美しくなります。
枠を組む接合部をしっかり組立STEP 9 / 17コツ
- 天板はTVが乗る最重要部材。ビス本数を増やして(左右4本ずつ=計8本)補強すると耐荷重UP
- ザグリ穴をφ9mm木ダボで埋めると継ぎ目が消える。塗装後は全く目立たなくなる
- TVがあまりに重い(30kg超)なら、天板中央に裏から補強用の1×2材を追加する
つまずきポイント
- 天板の前後を逆に取り付けると木目の方向が揃わない。木目方向を揃えてから打ち込む
- 天板の厚み18mmに対して38mmのビスは丁度良い。これより長いと下の棚板まで貫通する
- 10
直角確認と対角線チェック
目安 15分箱体全体の直角を確認します。スコヤを4箇所の内角に当て、90度になっているか確認。対角線の長さ(内寸)をメジャーで測り、2本の対角線が等しい(誤差2mm以内)ことを確認します。ずれている場合は、ゆるいビスを一度抜いてクランプで矯正してから締め直します。
安全確認ぐらつきなし ✓安全確認STEP 10 / 17コツ
- 対角線の差が5mm以上なら歪みが大きい。背板が収まらなくなるので必ず矯正する
- クランプで箱全体を斜めに締め付けると直角が出やすい
- 下穴を拡張(φ4mmに広げる)すると遊びができて調整しやすくなる
つまずきポイント
- この段階で歪みを放置すると、背板取り付け時に四隅が合わず大きな隙間ができる
- スコヤは信頼できる精度のもの(アルミ製or鋼製)を使う。プラスチック製は誤差大
- 11
背板の取り付け
目安 15分ベニヤ4mm(1200×720mm)の背板を裏側に当て、タッカーまたは細ビス(φ3×20mm)で四辺と中央を固定します。タッカーなら30mm間隔、ビスなら100mm間隔。背板で直角を固定できるので、この工程で箱の歪みがほぼ無くなります。
枠を組む直角を確認組立STEP 11 / 17コツ
- 背板を打つ前に、対角線チェックで歪んでいたらクランプで矯正しながら固定する
- タッカーの方が作業が速い。細いホチキスのような針を打ち込む工具
- 背板の木目は横向きに入れるとTV台全体のスッキリ感が出る
つまずきポイント
- 背板を逆向きに付けないよう注意。表と裏で色や木目が違う
- タッカーの針を打ち損ねて裏に突き出ることがある。作業後に手で裏面を撫でて確認
- 12
配線穴の加工(必要に応じて)
目安 15分TVの電源ケーブル、HDMIケーブル、アンテナ線を通すため、背板に配線穴をホールソー(φ50mm)で開けます。位置はTV背面の接続端子の真後ろが理想。ホールソーがない場合はドリルで複数穴を開けて糸鋸で繋いでもOK。
穴をあけるφ50mm穴あけSTEP 12 / 17コツ
- 穴の縁に木口テープを貼ると指を傷つけない。配線の被覆保護にもなる
- ケーブルがまっすぐ通るよう、TV背面の端子配置を確認してから位置決め
- コンセントの高さと揃えると見た目がスッキリする
つまずきポイント
- 穴の位置を間違えるとTVの真後ろから配線が引き出せず不格好になる。実際にTVを仮置きしてマーキング
- ホールソーが空回りすると合板表面が剥離する。中心のドリル刃をしっかり効かせる
- 13
塗装下地処理
目安 15分塗装前に#240のサンドペーパーで全体を軽く研磨し、濡れ布巾と乾いた布で粉を完全に除去します。木工ボンドのはみ出しやビス穴周りのバリも取ります。室内用なのでワトコオイル・ブライワックス・水性塗料などが使いやすいです。
やすりがけ#240研磨STEP 13 / 17コツ
- 塗料は必ずハギレに試し塗り。合板の吸い込みは木材と違い、予想外の濃さになる
- 水性塗料なら刷毛洗いが水でOK。初心者にお勧め
- ワトコオイルは木肌を残した自然な仕上がり。布で擦り込むように塗る
つまずきポイント
- ボンドが付いた部分は塗料を弾く。塗装前に必ず#240で軽く削る
- 粉塵が残ったまま塗ると表面がザラつく。塗装前の清掃は徹底的に
- 14
1回目の塗装
目安 30分刷毛またはウエスで塗料を全面に塗ります。天板→側板→底板→背板の順で、広い面から狭い面へ。木目に沿って一方向に塗ると刷毛ムラが出にくいです。塗膜を厚くせず、薄く均一に。2時間以上自然乾燥させます。
塗装仕上げワトコオイル・ニス塗装STEP 14 / 17コツ
- 塗料は小分けして使う。缶を開けっ放しにすると皮膜ができて使い物にならなくなる
- 刷毛目が気になるならコテバケ(ローラー型刷毛)に変える。平面に均一に塗れる
- 乾燥中は埃の少ない場所に置く。扇風機の近くなどは避ける
つまずきポイント
- 厚塗りすると乾きムラになり、後で剥がれる原因。薄く2回塗りが鉄則
- 暖房直風で乾かすと表面だけ乾いて内部が半乾きになる。自然乾燥を待つ
- 15
中研ぎと2回目の塗装
目安 25分1回目の塗装が完全に乾いたら、#320サンドペーパーで表面を軽く撫で(中研ぎ)、ザラつきを取ります。粉を除去してから2回目の塗装を行います。1回目より少し薄めに塗ると、ムラなく仕上がります。24時間以上乾燥させます。
塗装仕上げワトコオイル・ニス塗装STEP 15 / 17コツ
- 中研ぎは塗膜を削り落とすのではなく、表面のザラつきだけを撫でる感覚
- 2回目は薄塗りが原則。厚塗りすると垂れる
- 乾燥前に触ると指紋や埃が付く。乾燥時間24時間は必守
つまずきポイント
- 中研ぎを強くしすぎると1回目の塗膜が剥げる。#320で軽くが鉄則
- 2回目も厚塗りすると乾燥時間が延びて翌日作業できなくなる
- 16
脚パッドと転倒防止金具の取り付け
目安 20分脚底にフェルトパッドを貼り、床の傷つきとガタつきを防ぎます。地震対策として、背面上部に耐震ベルトや転倒防止金具を取り付けます。大きな地震でもTV台が転倒しないよう、壁にビスで固定する方式が最も安全です。
壁に固定下地に固定取付STEP 16 / 17コツ
- フェルトパッドはホームセンターで50円程度。10mm厚を選ぶと床の凸凹を吸収できる
- 耐震ベルトは100均でも入手可。1000円台のTV台専用品はより安心
- 壁への固定は、壁の下地(柱位置)に合わせる。石膏ボード単体では効かない
つまずきポイント
- フェルト貼りを省略するとフローリングが擦れて傷だらけになる
- 転倒防止を省くと、大地震時にTV台が倒れてTVが破損する恐れ
- 17
最終確認と設置
目安 20分完成したTV台を設置場所に運び、水平器で前後左右の水平を確認します。ガタつきがあればフェルトで調整。TVを乗せ、配線を通し、電源を入れて動作確認します。初日は軽い物しか乗せず、塗料が完全硬化する1週間は様子見します。
完成!完成!おめでとう完成STEP 17 / 17コツ
- TVの重量は天板に均等にかかるよう中央に置く。端に寄せると歪みの原因
- 配線は背板の穴から下ろし、結束バンドでまとめると見た目がスッキリ
- AVアンプやBDレコーダーを棚に入れるなら、前後50mmの通気スペースを確保
つまずきポイント
- 塗料完全硬化には1週間かかる。初日からリモコンや機器を直置きするとベタつく
- 床が傾いている家では水平が出ない。フェルト厚を左右で変えて調整
注意点
- ⚠️下穴を開けてからビスを打ち、木割れを防いでください
カスタム設計
寸法を変えるとカット図がざっくりスケールします。正確な計算はアプリで。
寸法を入力 (mm)
ざっくり試算幅 W
奥行 D
高さ H
ベーシック寸法 1200×600×720 mm
カット図(プレビュー)
合計木材長 ≈ 5.7 m ・ 対応: カインズ / コメリ / コーナン / DCM
正確な材料・価格・最適カットはアプリで
ホームセンター別の価格・購入リンク・最適カット割付はアプリで自動計算。
作例作例 5
すべて見る →実費
¥14,664
制作時間
4時間41分
購入店舗
カインズ
気になっていた引き出し付きデスクにようやく挑戦。天板の奥行きを 600mm 取って、モニター + ノート PC + サブ資料が並ぶ広さに。想定以上に綺麗に仕上がって、自分でもびっくり。
実費
¥15,158
制作時間
6時間16分
購入店舗
カインズ
週末を使って引き出し付きデスクを作りました。ウリンを使ったので、初期費用は張りますが長期的にはこちらが安いと割り切ってます。ケーブルは天板裏に配線モールで隠して、見た目スッキリ。塗料は食品衛生法適合品。子供がなめても大丈夫なものに統一。家族にも好評で作って良かった。
実費
¥14,172
制作時間
4時間39分
購入店舗
コメリ
市販品ではしっくりこなかったので引き出し付きデスクを自分で組みました。脚にはアジャスターを付けて、床の不陸を吸収できるようにしてます。完成までトータル 1 ヶ月、ゆるゆる進めて楽しかったです。
実費
¥15,673
制作時間
5時間45分
購入店舗
DCM
引き出し付きデスクを自作しました。ケーブルは天板裏に配線モールで隠して、見た目スッキリ。完成までトータル 1 ヶ月、ゆるゆる進めて楽しかったです。
実費
¥13,366
制作時間
6時間11分
購入店舗
コーナン
週末を使って引き出し付きデスクを作りました。天板の奥行きを 600mm 取って、モニター + ノート PC + サブ資料が並ぶ広さに。結果には満足してます。
評価
コメント4件
- Akiko diy_log2026/04/26

天板の幅、思ってたより使えそう。デスク用に作ってみたいです
- Shota田舎暮らし2026/04/26

オイル仕上げなら塗布前に240→320番で研磨するとサラサラの肌になります
- Mio@木工女子部2026/04/26

幕板を入れると剛性が一気に上がるのでおすすめです
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