棚
L字型コーナー棚
L字型コーナー棚のDIY設計図。
基本寸法
幅 (W)
600mm
奥行 (D)
600mm
高さ (H)
900mm
カット図
必要工具
- ✓
メジャー(5m以上)
各部材の採寸に使用
- ✓
鉛筆・さしがね
墨線引き・直角確認
- ✓
のこぎり
ホームセンターのカットサービス利用を推奨
- ✓
電動ドライバー
インパクトドライバーが作業効率UP
- ✓
サンドペーパー
#120・#240の2種を用意
- ✓
水平器
組み立て時の水平確認に必須
- ✓
クランプ(2個以上)
接合時の仮固定に使用
- ✓
刷毛・塗料バット
オイル・ニス仕上げに使用
資材一覧
工程
- 1
部材と工具の最終確認
目安 15分SPF 1×10材の側板(19×600×900mm)2枚、棚板(19×600×600mm)6枚、ベニヤ4mm背板(600×900mm)1枚、コーススレッド38mm×24本、L字金具50mm×4個を揃えます。工具は電動ドライバー、のこぎり、メジャー、さしがね、#120/#240サンドペーパー、水平器、F型クランプ2個、刷毛と塗料バット、タッカーまたは細釘。
採寸するW 600 mm採寸STEP 1 / 20コツ
- SPF材は反りが出やすい。購入時に1枚ずつ目で反りをチェック、反り1mm以内を選ぶ
- L字金具とビスは『転倒防止』の命綱。絶対に省略しない
つまずきポイント
- SPF材は1枚ずつ反り・割れ・節を確認してから購入。反り1mm以上の材を組むと棚板が歪む
- 背板ベニヤ4mm厚は薄いので移動時に折れやすい。カット後はすぐ立てて管理
- 2
作業スペースの確保
目安 10分高さ900mmの本棚を立てて作業できる場所を確保します。天井高2200mm以上、床面積は1500×1200mm程度あれば余裕。ブルーシートを敷き、馬台2台で長物を支えます。
安全確認ぐらつきなし ✓安全確認STEP 2 / 20コツ
- 組立は床で寝かせて行い、立て起こすのは最終工程。狭い部屋でも作業できる
つまずきポイント
- 組み上がった本棚は1人では立て起こし難い。2人作業が安全
- 天井高が2000mm未満だと立て起こし時に天井に当たる。事前確認
- 3
カットリスト作成とカット依頼
目安 20分側板2枚(900mm)、棚板6枚(600mm)、背板(600×900mm)のカットリストをホームセンターに提出。自分で切る場合は長物(900mm)を馬台2台で支えながら引き切り。カット誤差は±2mm以内を目指します。
カットするホームセンターでカット可カットSTEP 3 / 20コツ
- カット代は1カット30-50円。全カット依頼で1000円前後、時間を30分→即時に短縮
- 棚板6枚は同じ寸法なので束ねて一発カットが最も精度が出る
つまずきポイント
- 19mm厚SPFは直線切りでも反りやすい。ガイドを使って真っ直ぐ切る
- 4mmベニヤは柔らかく、カット時に下で支えないと反り返って歪む
- 4
全部材のやすりがけ(#120→#240)
目安 40分全部材を#120→#240で研磨します。側板の棚受け面、棚板の上下面、木口(小口)は特に入念に。本棚は手が触れる棚端を丸めると扱いやすくなります。研磨後は掃除機で木粉を完全除去します。
やすりがけ#120 → #240研磨STEP 4 / 20コツ
- 棚板の表面はサラサラに仕上げると本の出し入れがスムーズ
- 木口(カット断面)は繊維が起きるので特に丁寧に、#120から始める
つまずきポイント
- SPFは柔らかい。削りすぎると寸法が狂う。#120を基本、#240は仕上げのみ
- 角を丸めすぎると野暮ったくなる。R2mm程度に留める
- 5
側板への棚位置マーキング
目安 15分側板2枚を並べ、棚板6段の固定位置を鉛筆でマーキングします。棚間隔は下から順に300mm×6段(6段で計1800mm使用)か、上部に飾り用の広め間隔を設けるなど設計に合わせて。左右側板が完全に同じ位置になるよう2枚を揃えて同時にマーキング。
線を引くさしがね使用墨付けSTEP 5 / 20コツ
- 側板2枚をクランプで束ねてから墨付けすると、左右の棚位置が完全一致する
- A4(297mm高)・A5(210mm高)・文庫(150mm高)を目安に棚間隔を決めると収納しやすい
つまずきポイント
- 左右の棚位置がズレると棚板が斜めに入る。束ねて同時墨付け必須
- 棚板厚19mmを忘れて間隔を計算すると、実寸で狭くなる
- 6
下穴の準備
目安 20分マーキング位置にφ3mmの下穴を開けます。側板外側から棚板木口に向けて打つので、下穴は側板の外側から内側に貫通する形。マスキングテープで深さ目印を付け、側板を貫通(19mm)した先の棚板に10mm入る深さ(合計29mm)が目標。
穴をあける下穴 φ3mm穴あけSTEP 6 / 20コツ
- 下穴φ3mmはコーススレッド38mm(軸4.2mm)の70%径。木割れを確実に防止
- 棚板1枚につき側板左右で2本ずつ下穴=6段×4本=24本。漏れないようチェック
つまずきポイント
- 下穴深さが足りないとビスが奥まで入らない。少し深めに掘ると安心
- 貫通しすぎて棚板の反対側に突き抜けないよう、テープで深さ制限
- 7
片側側板への棚板仮固定
目安 20分1枚目の側板を床に寝かせ、棚板6枚を位置マーキングに合わせて立てます。F型クランプで仮固定し、スコヤで側板と棚板が直角になっているか確認。スコヤが入り込まない部分は目視でも確認します。
枠を組む直角を確認組立STEP 7 / 20コツ
- 棚板の立て方は、下段から順に進めると安定する
- クランプは棚板1枚につき1個必要。6個あると作業が楽、なければ2個で順次進める
つまずきポイント
- 直角が狂ったまま固定すると、全体が平行四辺形になる。スコヤで必ず確認
- 側板の端から棚板がはみ出ると、後で背板が取り付けられない
- 8
片側のビス留め
目安 15分下穴経由でコーススレッド38mmを打ちます。側板外側から棚板木口へ1箇所2本ずつ、6段分で計12本。ビス頭は側板と面一か0.5mm沈めます。インパクトドライバーのトルクは中程度にし、最後の締め込みは手で1/4回転。
ビス固定コーススレッド 38mmビス固定STEP 8 / 20コツ
- ビス2本はわずかに上下にずらすと引き抜き強度が上がる
- ビス頭の穴が目立つ場合は、後で木口ダボで埋めて隠せる(オプション)
つまずきポイント
- ビスを締めすぎると19mm厚SPFでは木口が割れる。中程度トルクで止める
- ビスが斜めに入って反対側から突き出した場合、抜いて木工パテで埋め、別位置に打ち直す
- 9
反対側側板の取付準備
目安 15分片側に棚板が固定された状態を立てて、もう1枚の側板を反対側にあてがいます。棚板6枚の反対端を側板の墨線位置に合わせ、クランプで仮固定。全体が直立した状態で直角確認を行います。
枠を組む直角を確認組立STEP 9 / 20コツ
- この工程は2人作業推奨。1人で支える+1人でクランプ固定で精度が出る
- 反対側側板の墨線は最初に墨付け済み。新たに書き直さない
つまずきポイント
- 1人で無理やり作業すると棚板が外れて床に落ちる。必ず2人か、壁に立て掛けて作業
- 10
反対側のビス留め
目安 15分反対側側板の外側からも下穴経由でコーススレッド38mmを打ちます。1箇所2本×6段=12本。これで両側板と棚板6枚の固定が完了し、本棚の主構造が完成します。
ビス固定コーススレッド 38mmビス固定STEP 10 / 20コツ
- 両側の固定後、水平器で全棚板の水平を確認。棚1枚でも傾いていれば一度緩めて調整
つまずきポイント
- 両側に同時にビスを打つと歪む。片側を全段打ってから反対側、の順
- 11
全体の水平確認と対角線チェック
目安 15分組み上がった本体を床に置き、水平器で各棚板の水平を確認。正面から見て対角線(左上-右下、右上-左下)をメジャーで測り、差が5mm以内であることを確認します。歪みがあればクランプで緩めて調整、ビス追加で固定。
水平を確認水平 ✓水平確認STEP 11 / 20コツ
- 対角線差5mm超は平行四辺形。背板を付ける前に必ず矯正
- 本棚は背板で剛性が上がる設計。歪みは背板を付ける前に直すこと
つまずきポイント
- 棚板のたわみ(中央が下がる)は書籍の重さで悪化する。設計時点で棚長600mmなら許容、1000mm超えは補強を検討
- 12
背板の取り付け準備
目安 10分ベニヤ4mm背板(600×900mm)を本体背面にあてがいます。四隅を合わせ、対角線が本体と一致することを確認します(背板を合わせることで本体の歪みを最終補正できる)。位置が決まったら背板と本体を養生テープで軽く仮留めします。
枠を組む直角を確認組立STEP 12 / 20コツ
- 背板は本体の歪みを抑える重要部材。少し斜めに付けると剛性が下がる
- 4mmベニヤはタッカーで簡単に留まる。細釘を使う場合は事前に下穴
つまずきポイント
- 背板が本体より大きい場合、はみ出した部分は切り落とす。小さい場合は縁に5mm以内の隙間を均等に
- 13
背板のタッカー留め
目安 20分背板を側板・棚板に向かってタッカー(15mm程度のステープル)または細釘で留めます。間隔は100-150mmごと、全周+棚板位置にも打ちます。四隅から開始し、対角線上に順次打つと歪みが生じにくくなります。
ビス固定コーススレッド 51mmビス固定STEP 13 / 20コツ
- タッカーはホームセンターで1500-2500円、細釘より施工速い。本棚作成なら投資価値あり
- 背板に棚位置を鉛筆マークしてから打てば、棚板への打ち漏れを防げる
つまずきポイント
- タッカーのステープルが本体内側に突き抜けると本が傷つく。15mm長さなら19mm厚に対して適正
- 背板の4辺だけで棚板位置に打たないと、たわんだときに背板が浮く
- 14
L字金具の取付準備
目安 15分L字金具50mmを上部後ろの左右に2個ずつ計4個取り付けます。片側は本棚上端、もう片側は壁に固定する前提で位置を決めます。壁側の間柱位置を間柱センサーで確認しておきます。
壁に固定下地に固定壁固定STEP 14 / 20コツ
- 間柱センサーは100円ショップ版は精度が低い。ホームセンター版(1000-2000円)推奨
- 間柱は通常455mmピッチ。1つ見つけたら隣も見当をつけやすい
つまずきポイント
- 壁面が石膏ボードのみでビスが効かないと転倒防止にならない。必ず間柱に打つ
- L字金具位置が間柱と合わない場合、金具を左右にずらして間柱中央にビスが来るよう調整
- 15
L字金具の本棚側取付
目安 10分L字金具4個を本棚の上部側板外側に取り付けます。コーススレッド38mmを付属のビス穴に打ちます。金具は側板と面一または5mm以内の浮きで固定、壁に垂直に張り出すようにします。
ビス固定コーススレッド 38mmビス固定STEP 15 / 20コツ
- L字金具は壁側に曲げ部分、本棚側にビス穴が向くよう取り付ける向きに注意
つまずきポイント
- 金具が斜めに付くと壁固定時に壁との間に隙間ができる。水平器で確認
- 16
本棚の設置と壁固定
目安 20分本棚を設置場所に立てて運びます(2人推奨)。壁にピッタリ寄せ、L字金具の壁側ビス穴から間柱に向けてコーススレッド45-50mm(付属ビスまたは別途)を打ちます。4箇所すべて固定して転倒防止を完成させます。
壁に固定下地に固定壁固定STEP 16 / 20コツ
- 壁側のビスは38mmでは短い。間柱まで届く45-50mm使用
- 壁固定は本棚最重要工程。地震時の転倒で怪我や圧死につながるので手を抜かない
つまずきポイント
- 石膏ボードアンカーだけでは強度不足。必ず間柱に打つ
- 壁との隙間が5mm以上ある場合、シムを挟んでから固定。浮いたままだと金具が効かない
- 17
塗装前の清掃
目安 10分本棚全体を掃除機と乾いたウエスで拭き、木粉・油分・指紋を完全に除去します。塗装前の清掃品質が仕上がりを大きく左右します。ベニヤ背板は塗料吸収が早いので、事前にマスキングしても良い(オプション)。
安全確認ぐらつきなし ✓安全確認STEP 17 / 20コツ
- 塗装前のウエス拭きは『乾拭き→水拭き→乾拭き』の3工程で完璧になる
つまずきポイント
- 木粉残りは塗装面のザラザラの原因。照明を当てて確認
- 18
オイルステインの塗布(1回目)
目安 40分オイルステイン(ワトコオイル・キヌラ等)を刷毛で全面に塗布します。側板外側→棚板表面→棚板内側→背板の順で。塗布10-15分後、余剰分を乾いた布で拭き取ります。1回目は吸収量が多いので全体量の6-7割を使用。
塗装仕上げワトコオイル・ニス塗装STEP 18 / 20コツ
- オイルステインは塗布→10-15分→拭き取り、の手順。拭き取らないとベタベタが残る
- 刷毛は30-50mm幅が本棚作業に最適。大きすぎると細部に届かない
つまずきポイント
- 拭き取りを忘れるとベタつきが1週間以上残る。必ず拭き取る
- ベニヤ背板は吸収が早くムラになりやすい。薄く塗って拭き取りを丁寧に
- 19
オイルステイン2回目
目安 25分1回目の乾燥(24時間)後、2回目を塗布します。1回目の1/3-1/2量で十分。拭き取りも忘れずに。2回塗ると色味が深まり、保護効果が高まります。完全乾燥まで24-48時間。
塗装仕上げワトコオイル・ニス塗装STEP 19 / 20コツ
- 2回目は1回目の色ムラを補正する目的。全体を均一に薄く塗る
- 色を濃くしたい場合は3回目を追加しても良い
つまずきポイント
- 2回目も拭き取りを忘れない。厚塗りはムラの原因
- 乾燥中は埃や虫が付着しないよう室内で管理
- 20
完成・使用開始と点検
目安 15分オイル完全乾燥(48時間)後、書籍を配置して使用開始します。重い本から下段、軽い本を上段に配置するとバランスが良く安定します。使用開始後1週間経ったらビスの緩みとL字金具の固定を再点検し、必要なら増し締めします。
完成!完成!おめでとう完成STEP 20 / 20コツ
- 重い本(百科事典等)は下段2段に集中配置。上段は文庫本・単行本で軽量化
- 3-5年に1回オイルを塗り直すと艶と防護効果が蘇る
つまずきポイント
- 完成直後に本を載せるとオイルが本に移る。必ず48時間以上乾燥
- 書籍は吸湿するので、梅雨時は除湿剤を置く。本棚自体も湿気で反る
注意点
- ⚠️下穴を開けてからビスを打ち、木割れを防いでください
カスタム設計
寸法を変えるとカット図がざっくりスケールします。正確な計算はアプリで。
寸法を入力 (mm)
ざっくり試算幅 W
奥行 D
高さ H
ベーシック寸法 600×600×900 mm
カット図(プレビュー)
合計木材長 ≈ 4.5 m ・ 対応: カインズ / コメリ / コーナン / DCM
正確な材料・価格・最適カットはアプリで
ホームセンター別の価格・購入リンク・最適カット割付はアプリで自動計算。
作例作例 13
すべて見る →実費
¥6,000
制作時間
3時間51分
購入店舗
カインズ
週末を使ってL字型コーナー棚を作りました。間柱センサーで下地を確認してからビス位置を決めました。結果には満足してます。
実費
¥9,876
制作時間
2時間25分
購入店舗
ロイヤルホームセンター
今回はL字型コーナー棚にトライ。周りに何もない環境なので電動工具をフル活用。今回もSPFが主役。1本300円台で揃うのがありがたい。下穴と皿取りビットで木栓仕上げにしたら、表面のビス頭が消えて綺麗です。結果には満足してます。
実費
¥4,725
制作時間
2時間45分
購入店舗
コーナン
L字型コーナー棚を自作しました。一人暮らしなので一人で組み立てられる構造に。材料はおなじみのSPF、コスパ重視でいきました。下穴と皿取りビットで木栓仕上げにしたら、表面のビス頭が消えて綺麗です。次は別のサイズで再チャレンジ予定です。
実費
¥7,345
制作時間
2時間15分
購入店舗
コーナン
週末を使ってL字型コーナー棚を作りました。一人暮らしなので一人で組み立てられる構造に。下穴と皿取りビットで木栓仕上げにしたら、表面のビス頭が消えて綺麗です。次は別のサイズで再チャレンジ予定です。
実費
¥9,709
制作時間
2時間5分
購入店舗
カインズ
L字型コーナー棚を自作しました。SPF 2x4 と 1x6 の組み合わせ。慣れた材料なので作業もスムーズ。石膏ボードアンカー (ニトムズ) で棚 1 段あたり 30kg まで耐荷重を確保。ホームセンター店員さんに相談しながら進めたのが良かった。
実費
¥7,964
制作時間
2時間58分
購入店舗
ロイヤルホームセンター
気になっていたL字型コーナー棚にようやく挑戦。下穴と皿取りビットで木栓仕上げにしたら、表面のビス頭が消えて綺麗です。結果には満足してます。
評価
コメント5件
- 賃貸DIY研究所2026/04/26

サイズ感がちょうどよくて、うちのリビングにも置けそう
- ノミと鑿_1192026/04/26

棚板を可動式にしたいときはダボレールを差し込むだけで応用できそうです
- plant_dad2026/04/26

ダボ穴の位置をもう少し下げると、A4本も無理なく並べられそうですね
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